花粉症 しくみ 体質改善

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花粉症とアレルギー体質の因果関係

花粉のシーズンに花粉症を起こす人と、起こさない人がいるのは、一般的に「アレルギー体質を持つ人」に症状が出るといわれています。

自律神経には緊張すると働く交感神経と、リラックスしていると働く副交感神経があり、この緊張とリラックスで私たちのからだはコントロールされています。

しかし、これがうまくコントロールされないと交感神経や副交感神経が異常亢進し、その反応が花粉症の病症として現れるのです。

一例を挙げれば、人は緊張すると、心臓がドキドキ、手のひらに汗をかき、口が乾いてきますが、それは交感神経が働いているからです。このような症状は一例ですが、この状態が続けば心臓は疲れて狭心症になったり高血圧になったりすることも考えられます。

逆の副交感神経が働くと、粘膜から分泌物をだす作用が起こります。リラックスしていて副交感神経が正常に働くと、胃腸の粘膜から消化液が分泌されて消化が進みますが、異常に亢進(興奮)してしうと消化液が分泌されすぎて胃潰瘍などになってしうのです。

すなわち花粉症は副交感神経が異常亢進(興奮)したため、鼻・目・ノドの粘膜から鼻水・涙・痰などの分泌物が異常に分泌される反応なのです。もともと(先天的・後天的に)副交感神経が興奮しやすい体質をもっている人が花粉症になりやすいとゆうわけです。

「副交換神経優位体質」とは「副交感神経が興奮しやすい体質」=アレルギー体質ということです。

日常生活での花粉症対策

花粉症の悩みとしてはくしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみ…。これらつらい花粉症を予防する方法・花粉アレルギーの症状を防ぐポイントとして、アレルゲンである花粉への接触を避けることが重要となります。日常生活では次のような点に気をつけましょう。

1.風の強い日は外出を避ける

2.帰宅後は洗顔やうがいをし、鼻をかむ

3.外出時には、マスク、帽子、めがねカバーやゴーグルなどを着用する(マスクは、花粉を通さない目の細かいフィルターのもの)

4.目の細かい生地のコートなど、花粉が付着しにくい衣類を身に付ける。家に入るときは、衣類の花粉を払ってから。花粉を家に持ち込まないようにする

5.窓や戸をしっかり閉める

6.外で干した布団や洗濯物には花粉がつくので、取り込む前によく払う

7.室内をこまめに清掃する

花粉症が辛くなる気象条件とは?

花粉の飛散はその日の天候や気象条件によって大きく左右され、飛散する花粉の量によって花粉症の症状も異なってきます。「目がかゆみ」や「鼻水が止まらない」という辛い花粉症状に悩まないためにも、花粉の飛散量が多い日はできるだけ外出を避けるよう心がけましょう。

●天気が晴れ、またはくもり

最高気温が高い

●湿気が低い

●やや強い南風が吹き、その後北風に変化したとき

●前日の天候が雨

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